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ケーブル取扱上の注意

曲げ半径 ケーブルの曲げ半径は、下記表(ケーブルの許容曲げ半径)を参考に取り扱い・敷設をお願いいたします。
ただしこの値は最小値のものですから、できるだけ大きな径で曲げるようにし、くり返しの曲げもできる限り避けてください。
許容張力 計装用ケーブルの導体サイズは一般に細いので、 ケーブル延線時などに過大な張力を加えると、導体が伸びたり、 断線の原因になったりしますので、ご注意下さい。

ケーブルに加わる最大張力Tmax=6×A×N
ただし  A:導体サイズ(mm2)N:線心数
しゃへい しゃへい層は接地しませんと、しゃへい効果は半減しますので、静電しゃへいの場合は片端、電磁しゃへいの場合は両端かならず 接地するようにしてください。
端末処理 口出し作業のとき導体に傷つけると、素線が折れやすくなりますので、ご注意ください。
低温衝撃 プラスチックは低温において硬化し、割れやすくなりますので、過激な衝撃やケーブルを床にたたきつけるようなことは、避けて下さい。

※識別、線心数及び、特殊な条件下でのご使用に際しましては、ご用命下されば十分検討の上、その条件を満足する仕様を決定致します。


ケーブルの許容曲げ半径(参考)

ケーブル種類 単心 多心
シールドなし8D6D
シールドあり10D8D
可動用6D4D